肥後國住赤松太郎兼幸作 写清麿  平成二十七年二二月吉日 (熊本)

本造り庵棟 うぶ茎 小板目肌、柾交じりよく詰む。地沸微塵に厚くつき、細かな地景顕われ淡く映り立つ。刃紋は互の目、丁字乱れ、尖り心の刃交じる。匂い口締り心に小沸よくつく。匂い足、葉盛んに働き、金筋、砂流し頻りにかかる。匂い口明るく冴える。本名は木村安宏。赤松太郎一門。祖父は木村兼重(栗原彦三郎門)父、木村兼定(赤松太郎兼嗣)の次男。清麿写しを得意とす。