帝室技芸員菅原包則八十四翁作(東京) 大正二年二月吉日為子爵〇〇〇氏
菖蒲造り庵棟 うぶ茎 大板目肌、ザングリと肌立ち綾杉状によく練れ詰む。地沸微塵につき、地景よく入り、淡く沸映り立つ。刃紋は互の目乱れ、尖り心の刃交じる。匂い口ややフックラと小沸つく。小足、葉働き、金筋、砂流しかかり明るく冴える。本名は宮本志賀彦。能登守を受領。横山祐包の門。帝室技芸院。因州、伯州、京都、東京にて造る。出鮫暗朱塗鞘合口拵付き。(藤代鑑定)(保存刀剣)
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菖蒲造り庵棟 うぶ茎 大板目肌、ザングリと肌立ち綾杉状によく練れ詰む。地沸微塵につき、地景よく入り、淡く沸映り立つ。刃紋は互の目乱れ、尖り心の刃交じる。匂い口ややフックラと小沸つく。小足、葉働き、金筋、砂流しかかり明るく冴える。本名は宮本志賀彦。能登守を受領。横山祐包の門。帝室技芸院。因州、伯州、京都、東京にて造る。出鮫暗朱塗鞘合口拵付き。(藤代鑑定)(保存刀剣)