濃州関住藤原兼房兼氏作(岐阜)昭和壬戌年吉日
本造り庵棟 うぶ茎 小板目肌、柾交じりよく詰む。地沸厚くつき、細かな地景顕われ、淡く白気風の映り立つ。刃紋は湾れに小互の目、尖り刃交じる。匂い口ややフックラと小沸つく。小足、葉働き、金筋、砂流しかかり、明るく冴える。表裏に棒樋の彫刻。二十四代、二十五代兼房の親子合作。本名は、加藤孝雄。実親子。黒呂塗鞘打刀拵入り。(930g)
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本造り庵棟 うぶ茎 小板目肌、柾交じりよく詰む。地沸厚くつき、細かな地景顕われ、淡く白気風の映り立つ。刃紋は湾れに小互の目、尖り刃交じる。匂い口ややフックラと小沸つく。小足、葉働き、金筋、砂流しかかり、明るく冴える。表裏に棒樋の彫刻。二十四代、二十五代兼房の親子合作。本名は、加藤孝雄。実親子。黒呂塗鞘打刀拵入り。(930g)