尾崎長門守男天竜子源吾正隆(摂津)於玉浦鍛之 天保二二年十二月日 (五畿)
本造り庵棟 うぶ茎 板目肌、杢交じりよく詰む。地沸微塵に厚くつき、細かな地景顕われ淡く沸映り立つ。刃紋は互の目乱れ、丁字、尖り心の刃交じる。匂い口ややフックラと小沸よくつく。湯走り、飛び焼かかり、足、葉働く。金筋、砂流しかかり、匂い口明るく冴える。尾埼助隆の孫。有功卿の相手を務める。(特別保存刀剣)
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本造り庵棟 うぶ茎 板目肌、杢交じりよく詰む。地沸微塵に厚くつき、細かな地景顕われ淡く沸映り立つ。刃紋は互の目乱れ、丁字、尖り心の刃交じる。匂い口ややフックラと小沸よくつく。湯走り、飛び焼かかり、足、葉働く。金筋、砂流しかかり、匂い口明るく冴える。尾埼助隆の孫。有功卿の相手を務める。(特別保存刀剣)